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第39回青島太平洋マラソン救護ボランティア活動報告
~万全の備えでランナーをサポート~
第39回青島太平洋マラソン救護ボランティア活動報告
~万全の備えでランナーをサポート~
万全の備えでランナーをサポート
2025年12月14日(日)、宮崎市で開催された「第39回青島太平洋マラソン」に、本学 社会福祉学部 スポーツ健康福祉学科・救急救命コースの学生11名が、救護ボランティアとして初めて参加しました。
本活動は、昨年4月に開設された救急救命コースの1・2年生が、日々の講義や演習で培った専門知識と技術を実際の現場で発揮し、地域社会に貢献することを目的としています。大学としてスポーツ大会の救護ボランティアに携わるのは、今年10月の「OWSすみえカップ2025」に続き2回目となりました。
AED隊・救護所・実習用救急車伴走でサポート
今回の活動では、多角的な視点からランナーの安全を確保するため、以下の3つの役割を担いました。
- 機動力活かした「AED隊」 学生たちが自転車でコースを巡回。体調不良者にいち早く駆けつける機動的な待機体制を維持しました。
- 救護所での応急処置サポート コース各所に設置された救護所に配属。医師や看護師の指示のもと、受け入れ体制を整え、救急処置が必要な事態に備えて待機しました。
- 実習用救急車による後方支援 本学所有の実習用救急車が大会の最後尾車両として伴走。コース全体を見守りながら、緊急時の迅速な対応を可能にする後方支援体制を構築しました。
「備え」という救急医療の原点を学ぶ
今大会では、幸いにも学生が直接的な救急処置を行う場面はありませんでしたが、それは「何事もなく安全に大会が終了した」という救護側にとって最善の結果でもあります。
学生たちは、いつ何が起きるかわからない緊張感の中、常にランナーの表情や足取りに目を配り、他職種の医療従事者と連携しながら救急現場の重要な役割を全うしました。現場の空気感を肌で感じ、プロフェッショナルの動きを間近で見たことは、教室の講義だけでは得られない大きな学びとなりました。
本学は、これからも地域イベントへの貢献を通じて、確かな技術と奉仕の精神を兼ね備えた救急救命士の育成に励んでまいります。















