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薬学科 甲斐久博教授 第25回野口賞「奨励賞」を受賞

薬学科 甲斐久博教授 第25回野口賞「奨励賞」を受賞

優れた技術を開発した宮崎県内の団体や個人を表彰する「第25回野口賞」(野口遵(したがう)顕彰会主催)の授賞式が11月13日、延岡市のマリエールオークパイン延岡で開催されました。

今回は本賞である「野口賞」の該当はありませんでしたが、奨励賞に、「分析機器を活用した医薬品天然資源の混合物分析法の確立」をおこなった、本学薬学科 甲斐久博教授が選ばれました。

甲斐教授の研究は、医薬品天然資源である生薬を混合物のまま測定し、統計解析を行う新たな手法を確立したものです。
この方法は、従来よりも分析時間を短縮できるうえ、高価な試薬を必要としないため、経済面・環境面でも優れている点が特徴です。
今回の受賞は、こうした点が高く評価されました。

   

 

野口賞は、わが国の電気事業界・化学工業界の先駆者であり旭化成創業者である野口遵翁の偉業を顕彰し、その功績と精神を後世に伝えていくとともに、21世紀に新しい産業社会の人材育成と科学技術の振興を図ること、および地域社会への技術的、経済的貢献に寄与することを目的に創設されたものです。