我回來了!(ただいま!)

白日依山盡  はくじつ、やまによりてつき

黃河入海流  こうが、うみにいりてながる

欲窮千里目  せんりのめをきわめんとほっし

更上一層樓  さらにのぼる、いっそうのろう

 

【日本語訳】

輝く太陽が、山に沿って沈んでいき、

黄河は海に向かって流れている。

この雄大な景色を、千里先まで見渡したいと思い、

更に一つ、上の階へと楼閣を登った。

 

中国の有名な詩人、王之渙(おうしかん)という人の「鸛鵲楼(かんじゃくろう)に登る」という詩です。まさに大学とは、この楼閣のような場所であるということができましょう。自らの将来を俯瞰し、目標に近づくために、着実に一歩一歩登って行って欲しいと思います。

 

申し遅れましたが、自己紹介させていただきます。

私の守備範囲は主に次の三つです。専門分野は教育学で、主に教育実習に関わる科目を担当しております。実務的には、若い頃に、関東地方の政令指定都市の正職員を経験しましたので、公務員試験の対策にも関わっております。また、大学時代には中国語学習に熱中し、のちに中国を舞台に研究や実務経験を積んでまいりましたので、中国語も担当しております。これらの分野に興味がある学生さんは気軽に声をかけてください。

臨床福祉学科は、私が十六・七年前に本学に赴任したとき、最初に所属した学科です。ご縁があって、ふたたび、思い出深い学科で教えることができるのを、とてもうれしく思っております。どうかよろしくおお願いいたします。

登坂 学(とさか・まなぶ)

遠隔授業とマスク作り

こんにちは、臨床福祉学科の清水です。

大学では、4月27日~5月1日の間に学年別に遠隔授業と新型コロナウイルス感染予防等の説明会を開きました。また、各自が自宅に戻り、短時間でしたが遠隔の模擬授業も行いました。

 

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久しぶりに皆さんと会えましたが、今までのような対面授業は難しい状況です。

 

5月7日より遠隔授業が始まります。

皆さんと授業でお会いできるよう、教員も遠隔授業に向け準備を進めています。

 

学生の皆さん、一緒に乗り越えていきましょう!

 

清水は、授業がお休みの間、布マスクを大量に手作りしていました。

実は、介護福祉コースの生活支援技術演習(家事Ⅱ)という科目では、ミシンや裁縫を教える時間があります。

今回は、授業が始まったら「マスクを作る」ための教材づくりの一環として、家政実習室に眠っていた布を利用し、教員と布マスクを作成していました。

しかし、なかなか授業が開始できず、学生へ配布をしようとの声も挙がり、大量のマスクの作成が始まりました。学生全員に配布するとなると、物資や人手が足りず、布の提供や型どり、ミシンでの縫製、洗濯、アイロンがけ、ゴム通し等の作業を、多くの教職員(の家族にも)、臨床福祉学科の学生さんにお手伝いいただき、マスクができました。

 

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臨床福祉学科の皆さんには、説明会の来学時に配布しました。使い心地はいかがですか?

 

今はサージカルマスクをお店で見かけるようになってきましたが、高額のものが多いです。

また、今後の学外実習等ではマスクの着用が必要になってきます。

是非、サージカルマスクは実習用に確保し、普段使いに布マスクを使用してください。

それではまた、授業でお会いできるのを楽しみにしています。