社会福祉士の資格取得を目指す学生は、夏季休業期間に24日間の実習を行う時期です。
コロナ禍の状況にあり、実習受け入れも難しい状況にありましたが、実習時期や日程を調整いただきながら、実施してきたところです。
今回は、延岡市福祉事務所での実習報告会の様子をお伝えします。
学生は、実習を行うに当たり事前に「実習計画書」を作成します。
その内容は、ソーシャルワークの価値、知識、技術について、どのようなことを学びたいのか学生自身で課題を設定します。それを基に実習先では、様々なプログラムを用意していただき、学びを深めていきます。
4名の学生は、24日間という長いようで短い実習で学び得た内容をパワーポイントにまとめ実習最終日に発表しました。職員の方々を目前にして、かなり緊張した様子でしたが、それぞれに的確にまとめることができていたと思います。学生の凛とした姿に、成長を感じ取ることができました。
4名の発表後には、甲斐福祉事務所長からの総評もいただきました。
このような実習が成り立つためには、何よりも実習先の理解(学生を受け入れ指導していこうという職場の考え方)や実習指導者(社会福祉士の有資格者)の存在、学生を快く受け入れてくれる全ての職員や利用者の方々の理解と協力が欠かせません。そのような恵まれた環境で実習が終了できたことに感謝したいと思います。
最後に、実習指導者の兒玉さん(九州保健福祉大学卒業生)と一緒に記念撮影しました。
実習指導に際しては、毎日プログラムの進捗状況の確認や学生への気配りなど、通常業務に加えてご配慮いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。
これから学生は、大学に戻り、後期授業(実習事後指導)でソーシャルワークを改めて振り返ります。また、その振り返り内容について1月に学内で実習報告会を開催予定です。その際には、実習先の指導者の方々にも参加いただき、更に成長した学生の様子を確認いただけることと思います。
文責 川﨑