宮崎県精神保健福祉大会に参加しました。

 令和41015日、精神保健福祉を学ぶ学生8名とともに第62回宮崎県精神保健福祉大会に参加しました。本大会は、県民の精神的健康の保持増進および精神保健福祉の普及啓発を図ることを目的に、毎年、開催されています。

 学生は、精神保健福祉事業功労者の表彰式に参列するとともに、ロンドン2012パラリンピックゴールボール金メダリスト浦田理恵氏の特別講演を拝聴し、精神保健福祉に対する学びを深めました。

 

臨床福祉学科4年 甲斐帆乃佳さんの感想(抜粋)

 当事者の方々が社会参加を行っていくためには、早めに支援機関に繋がり、生活する手段を得るのが大切ではあるが、当人の苦悩や葛藤から目を背けずに、まずは感情から支えることを支援者は意識しなければならないと感じた。また、周囲の支えも大切だと感じた。周囲の理解が乏しかったらストレスにもなる。しかし、逆に理解しようとしてくれる関わりがあったら、それだけで当事者の力に繋がる。家族教育は障がいを抱える方々の支援において大変、重要であることを理解することができた。

臨床福祉学科 西田美香

国家試験受験に向けて

受験生のみなさんは,国家試験受験に向け日々奮闘していると思います.

頑張りすぎて体調を崩さないように,疲れている時はいつも以上に体調管理が大切です.

食事と睡眠をしっかり摂って,各々の目標を目指してください.

みなさんに良い知らせが届くよう願っています.

学生都々逸(その1)

皆様は都々逸(どどいつ)というのをご存じですか?

7・7・7・5 の口語の定型詩で、江戸時代末期に成立したとされています。もともとは男女の恋仲などを詠った艶っぽいものが多かったのですが、現在では様々な題材が盛り込まれています。

 

古いものでは、

 

・恋し恋しと 鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす (作者不詳)

・惚れて通えば 千里も一里 逢えずに帰れば また千里 (作者不詳)

 

など。

 

新しいものでは、

 

 ・読みつくせない 蔵書の山を 読みあがくほど 無知を知る

 (ブログ『やわらか図書館学』様

https://yawatosho.hateblo.jp/entry/2019/07/29/222815 より)

 

・恋の花咲く ロマンの都 女ばかりに 気もそぞろ 夢もほころぶ 小意気なジルバ 君と銀座の キャフェテラス

      (サザンオールスターズの「東京シャッフル」)

 

など、J-POPの詞でもときどき用いられます。

 

私の「基礎演習」のオープニングは、社会人レベル漢字の書き取り(大学の授業なのに、と思わないでください。基礎演習の趣旨に照らし重要な取り組みなのです)をすると同時に、言葉のトレーニングや学生間のコミュニケーション増進を兼ねて、この都々逸を一つこしらえてもらっています。「お題」は漢字から各自が選んだり、時には統一テーマを決めたりもします。

 

幾つかここでご紹介しましょう。

・魚が好きな 私の願い 乱獲するの 止めてくれ

 (その通り!他の生物の命をいただいて私たちは生きる。大切にしないとね。)

 

・明日誕生日 起きるとそこに 包装された プレゼント

 (家族のぬくもりとお互いを思いやる気持ち、これは何ものにも代えがたいですね!)

 

・顔は似てるが 服の好みは みんなバラバラ 三姉妹

 (個性的なこと、多様性はすばらしい!)

 

・大学デビューで 彼女ができる 友の話も 僕には無縁

(まだあと3年以上あるぞ!頑張れ!)

 

・今まで大事に 育ててくれて 母があなたで よかったよ

(思わずウルウルしました。お母様を大切にね!)

 

家族や友だちの話題が多いですね。字余りもありますが、そこはご愛敬。ひとりひとり発表してもらった後で、しばしのコミュニケーションを楽しむ、というわけです。

 

授業のこんなひと時が、とても豊かに感じられたりする、大学の朝なのです。

 

第二弾もお楽しみに。

(登坂 学)

看護師を目指す学生さんと一緒に「福祉」について考えました!

2022727日から83日まで、四国医療専門学校の皆さんと一緒に、「福祉」について学ぶ機会をいただきました。いじめや過労死、出生前検査、精神障がい者の長期入院の問題など、福祉問題の現状を学ぶとともに、これから看護師としてできることを一緒に考えました。

一生懸命、課題に取り組む専門学校生の姿に元気と力をいただきました。学生の皆さん、長時間のスクーリング、お疲れさまでした。

臨床福祉学科 西田美香

後期が始まりました

10月になりました、いかがお過ごしですか?

朝夕は多少肌寒くなってきましたが、日中はまだ日差しが強いですね。

季節の変わり目ですので、体調管理には気をつけましょう。

 

9月22日(木)に後期のオリエンテーションがありました。久しぶりに学生の皆さんにお会いすることができました。

今年の夏は、新型コロナ感染者数が今までには聞いたことがないような数となり、宮崎県は、10万人当たりの感染者数が日本一になったりと、毎日毎日ニュースの速報を確認する日々でした。

「行動制限」はありませんでしたが、学生は、心の底から楽しめた夏休みではなかったでしょう。「来年こそは」と願うばかりです。

 

9月26日(月)より、後期の授業が始まりました。

 

感染対策をしつつ、「コロナだから」ではなく、「コロナだけど」有意義な学生生活を送りましょう。

 

稲田 弘子

実習で成長した学生たちが楽しみ・・・ソーシャルワーク実習が無事に終わります

社会福祉士を目指す社会福祉学部と臨床心理学部の3年生21名は18カ所の事業所に分かれて、基本的には815日から916日の期間で実習を行いました。一部、コロナ感染拡大の影響もあり実習日程の変更等を行っていただきながら、10月初旬には終了見込みとなっています。

今回は、延岡市役所(福祉事務所)実習最終日の報告会の様子をお知らせします。

報告会は、915日(木)に福祉事務所長や各課職員同席のもとで行われました。3名の学生は、120分の時間をいただき、24日間の学びの成果をまとめプレゼンテーションしました。かなり緊張した様子でしたが、最後までしっかり発表でき、頼もしく感じました。

後期授業では、実習で学んだことをさらに深めていきます。これから学生の成長した姿を見るのが楽しみです。

 

最後に、実習を受け入れていただいた事業所の方々に感謝申し上げます。

 

川﨑 順子

左3名が実習生・右2名が実習指導者(いずれも九保大卒)