松本貴之教授の研究が『公益財団法人大和証券財団 2024年度(第51回)調査研究助成』に採択
お知らせ
2024.11.13
本学薬学部薬学科の松本貴之教授の研究が公益財団法人大和証券財団 2024年度(第51回)調査研究助成先に選ばれ、11月12日に贈呈式が行われました。
- 大和証券財団は、(1)中高年・高齢者特有の疾病に関する医学並びに医療に関する調査研究、(2)高齢者の寝たきり予防、並びにリハビリテーション、在宅医療、介護に関する調査研究に対し毎年助成されていますが、宮崎県からの選出は松本教授の研究が12年ぶりとなりました。
研究課題
「生活習慣病時における臓器間を繋ぐ血管機能に対する内皮細胞と血小板の相互作用の解析」
血管は、自分の意志とは関係なく伸び縮みしていますが、糖尿病や高血圧症といった生活習慣病時には、この仕組みに異常が生じます。一方、血小板は血管内を流れ、止血の際に重要で、様々な物質を放出し生理機能に影響を及ぼすことが明らかとなりつつありますが、血管機能への影響は未だ分かっていない点が多くあります。
本研究にてこの点を明らかとし、生活習慣病の合併症の発症・進展の抑止へ向けた新規予防、治療薬の開発に貢献できたらと考えています。