東洋医学やスポーツと共に健康福祉の領域も学んだ鍼灸師として幅広い分野での活躍をめざす
1年次を中心に「QOLと人間の尊厳」、「社会福祉の基礎」といった社会福祉学部の必修科目を学びます。また、英語や情報処理、心理学や経済学、キャリア関連の科目などを選択履修し、社会人基礎力の土台を養っておくのも大学ならではの学びです。ボランティア活動が単位認定される制度もあります。
1年次の基礎から2年次の発展、3年次の応用、4年次の実践へ、段階的に学習していくことで、鍼灸師としての専門的な知識と技術が着実に身についていきます。スポーツ系やアスレティックトレーナーに関する選択科目も数多く、鍼灸師としての治療院勤務や開業はもちろん、病院や福祉施設、スポーツクラブなどでの活躍もめざせます。
JPSUスポーツトレーナーの「JPSU」は一般社団法人
全国体育スポーツ系大学協議会の英語表記略称です。
鍼灸健康コースの履修については入学時に希望調査を行います(履修は1年次から)
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社会福祉学部 スポーツ健康福祉学科 鍼灸健康福祉コース※ 2016年卒業(※2024年4月より鍼灸健康コース)
吉村 翔太さん
伊集院高等学校(鹿児島県)出身
九保大※を卒業後、病院や整骨院に6年間にわたって勤務した経験を踏まえて、1年ほど前に鍼灸院を開業しました。就職の際、志望動機書の書き方や面接などの練習を何度も繰り返し行っていただけた九保大※の手厚いサポートは今も忘れません。おかげで念願だった自分のサロンを持つことができ、大いに感謝しています。美容や身体に関する悩みやトラブルをお持ちの方に鍼灸の施術を行うことで健康を取り戻し、笑顔になっていただける鍼灸師という仕事にこの上ない喜びとやりがいを感じる日々です。日常的に心がけているのは、患者様との密なコミュニケーション。どのような悩みや症状を抱えているのかを把握した上での最適な施術の提案には、専門知識はもちろん、きめ細かなコミュニケーション能力も必須です。九保大※では鍼灸の知識と同時に福祉についても学ぶことができました。そのスキルは将来の仕事に必ず役立てたいと考えています。
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