薬学部

動物生命薬科学科

人や動物と医療を健やかに
つなぐ、明日の架け橋に。

動物生命薬科学科教育目的

動物看護学、動物学並びに薬学の知識を基盤とし、獣医療、医薬品及び食品のさまざまな分野において、常に問題解決を念頭において活躍することができる動物の専門家の養成を目的とする。

  • DEPARTMENT OF ANIMAL BIOPHARMACEUTICAL SCIENCE
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POLICY

3つのポリシー

POLICY01

ディプロマ・ポリシー
卒業認定・学位授与の方針

動物生命薬科学科(以下、「本学科」)では、本学の課程を修め、124単位の単位修得と必修等の条件を充たし、動物及び薬の専門職としての基礎的学力と、臨床、研究等の職業的現場に対応した知識・技能・態度を修得することができた人材として、下記の力を身に付けた人に対して学位を授与します。

1.問題発見・解決能力

動物及び薬の専門職に関する現場において、問題解決学習法(Problem-based Learning:以下PBL)の手法を用いて、問題を発見したうえで解決する能力を身に付けることができる。

2.論理的構築能力

動物及び薬の専門職に関する現場において、目的・目標、方法及び計画について、策定し説明する能力を修得している。

3.協調性を伴うコミュニケーション能力

動物及び薬の専門職に関する現場において、他者の立場を尊重しながらコミュニケーションを働きかけ、チームとして協働する能力を修得している。

4.専門的知識・技能に関する実践能力

動物及び薬の専門職に関する現場において、策定した計画をチームとして実際に行動する能力を修得している。

5.グローバル化に対応する能力

動物及び薬の専門職に関する現場において、国の内外からの情報を入手し考察して、国際社会に対応する能力を修得している。

POLICY02

カリキュラム・ポリシー
教育課程編成の方針

本学科は、建学の理念および卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に掲げた目標を達成するために、次のような教育内容と方法を取り入れた授業を実施し、教育評価を行います。カリキュラムの体系を示すために、科目間の関連や科目内容の難易度を表現する番号をふるナンバリングを行い、カリキュラムの構造をわかりやすく明示します。

1.教育内容

(1)カリキュラムは、いわゆる学士力を高める基礎科目と本学科の専門を身に付ける専門教育科目から構成される。基礎科目は、さらに、本学の学生及び卒業者として修得すべき大学共通基礎科目と本学科の専門教育科目を理解するための学科基礎科目からなる。専門教育科目は、上級学年や資格取得に必要な専門基礎科目と本学科固有の専門科目からなる。

(2)動物を活用したPBL及びPBLの手法を用いた授業により、問題発見・解決能力を修得します。

(3)目的・目標、方法及び計画について、策定し説明する能力を身に付ける演習及び実習授業により、論理的構築能力を修得します。

(4)コミュニケーション・スキルを養いチームとして課題を処理する授業により、協調性を伴うコミュニケーション能力を修得します。

(5)実際に計画を策定し、チームとして結果を出す演習及び実習授業により、専門的知識・技能に関する実践能力を修得します。なお、愛玩動物看護師資格については、初年次から4年次まで、実験動物技術者資格については、初年次から3年次に、学芸員資格については、2年次から4年次に当該科目が配置されています。

(6)初年次及び2年次に外国語科目等を取得することにより、留学を含めたキャリアを形成し、国の内外からの情報を入手し考察して、国際社会に対応する能力を修得します。

2.教育方法

(1)多くの授業において、SGD(small group discussion)、小テスト、ワークショップ等を導入するアクティブラーニングの授業を実施します。

(2)問題解決スキル、グループ・スキル、学習スキル及び評価スキルの4スキルにわたった体系的なPBLの手法により、演習及び実習授業を実施します。

(3)エンカレッジ・キャリア教育により、自らを励ましながら学習し社会と自己の関係を考察するキャリア・マインドにより、就職、資格取得、留学等を視野に入れた授業を実施します。

(4)eラーニング、英語村(English Village)等による自己学習を通して、学習や生活に関する自己管理を習慣化します。

(5)多様なフィールドワークに参加する実習授業やインターンシップにより、社会性を育みながら、動物及び薬の専門職を理解します。

(6)筆記及び実技についての模擬試験等により、資格取得に必要な専門知識・技能・態度に関する能力を確認する授業を実施します。

3.教育評価

(1)期末には、各科目の修得度を確認するために、シラバスに記載の評価方法に沿って合否を判定します。

(2)実験動物技術者認定試験の受験は2年次末の通年GPAが所定の値であること、並びに専門学科試験の合格を求めます。愛玩動物看護師資格の受験は所定の科目の合格、また学芸員資格は所定の科目の合格を求めます。

(3)4年間の学修成果は、必修科目である卒業研究及びGPAによって行います。卒業研究の評価は、卒業研究レポートによって行います。また、4年次修了時におけるGPAの最高点を取得した者には「薬学部奨励賞」を授与します。

POLICY03

アドミッション・ポリシー
入学者受入の方針

本学科は、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)及び教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)に定める教育を受けるために必要な、次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を求めます。

1.求める学生像

(1)薬に興味をもつとともに、動物愛護や動物の福祉の理念に基づいた強い意志により、動物と接することができる人材。

2.入学までに修得すべき学力・能力

(1)「英語」、「化学」、「生物」、「国語」、「地理歴史」、「公民」を幅広く修得している必要があります。特に、「生物」については基本的な知識修得とともに、生命現象を説明できる能力を身に付けてください。

(2)動物と薬に関する専門性の高い職業に就く意欲を持ってください。

(3)グループ活動において、積極的に行動し、他者と協働できる能力を養ってください。

(4)標準的な日本語の文章を理解するとともに、自分の考えや主張を文章で表現する能力を身に付けてください。

(5)基本的な英語の4技能(「聞く」・「話す」・「読む」・「書く」)を身に付けてください。

MESSAGE

学部長挨拶

薬学部 学部長・教授

木村 博昭

九州医療科学大学の薬学部は2つの学科「薬学科」と「動物生命薬科学科」で成り立っています。
「薬学科」は6年制で、「薬学の幅広い知識と技能を身につけ、豊かな人間性と高い倫理観を持ち、常に自己研鑽しながら、協調性を持って地域社会と地域医療に貢献する薬剤師を養成する。」という理念のもと、”薬物療法の専門家“や”フィジカルアセスメントをできる薬剤師“を養成するだけでなく、様々な患者やそのご家族、薬害の被害者、社会的弱者や生活者に思いやりを持ち、地域社会の健康問題や医療問題に興味を持って解決策を探求できる薬剤師を養成します。また、卒業後も自己研鑽に努め、他職種と充分なコミュニケーションをとりながら積極的に様々な課題に取り組み、末長く社会に貢献できる人材を育成します。本学科を卒業した場合、活躍の場は多岐にわたります。病院や保険調剤薬局の薬剤師はもちろん、製薬・化学・食品関連企業における研究開発職やMRなどの医薬品に関する情報を医療関係者に提供する職種、医薬品・食品関連の工場において製品の品質を管理する職種、公務員(行政や保健所、県病院薬剤師、科捜研など)、大学院進学を経て大学教員になる道筋もあります。その他にもいくつもユニークな職種があります。また、どの職種でも、薬学科で修得した自己研鑽能力を発揮し、他人とコミュニケーションをとり、仕事のやりがいも含めて積極的な姿勢をとることで、仕事に関連する能力をますます向上させることができます。

「動物生命薬科学科」では動物や医薬品、動物性食品などに関連した学びにより、薬に強い動物看護師や実験動物技術者、動物・薬に詳しい学芸員として活躍できる専門知識を身につけます。動物生命薬科学科を卒業すると、動物病院の愛玩動物看護師、創薬に関わる研究機関の実験動物技術者、動物園や水族館の学芸員などがめざせます。

みなさん、それぞれの目標を定めて、九州医療科学大学薬学部の実践的な学びを経験し、社会に有為な人材へ成長していきましょう。