ちょっとうれしい話

新しい年が始まりました。(一応)あけましておめでとうございます。コロナに振り回された昨年でしたが,相変わらず終息どころか,逆に拡大の気配を見せています(1月13日時点)。そういうときには,ちょっとうれしい話を紹介して笑顔?幸せ?のお裾分けは如何でしょうか。

まず,昨年11月に宮崎県の教職員採用試験の結果が出ました。今回は本学の4年生や卒業生たちの健闘が光ります。その中で,私が所属している臨床福祉学科の卒業生も努力と苦労が報われました。1人は高校「福祉」の免許を持って卒業後,小学校で講師をしながら系列校の吉備国際大学の通信制を利用して小学校免許を取得(予定)して,小学校の教壇に立つ男性です。本学の特色である福祉の心を学んだ教小学校師の誕生です。

もう1人は,高校「福祉」と「公民」の免許を持って卒業後,「福祉」の教員を目指して講師を続け,来春めでたく採用されることになった女性です。

教職課程の担当として彼らの教育実習指導に高校を訪問した事を思い出します。6月という梅雨時であったせいもありますが,まさに汗だくになって授業していました。そうした努力が報われたことを心から喜んでいます。

 

もう一つの嬉しいニュースは,高校の教え子に関することです。その女性は阪神淡路大震災で罹災して,勤務校の2年生に転校してきて,私が受け持ちになりました。被災後の転校ということで精神的にも辛かっただろう思いますが,無事に卒業しました。そして卒業と同時に,兵庫県に帰ってゆきました。年賀状のやりとりをしており,3年前関西に旅行した折りに,二十数年ぶりに再会しました。そのときに結婚しているが子どもに恵まれない事を話してくれました。昨年の賀状にも「妊活」という文字が見えました。それだけに今年の元旦に,可愛い赤ちゃんの写真の入った彼女からの賀状を見て「良かった~」と喜び,思わず電話しました。私自身が長女の誕生まで8年間かかったこともあり,本当に嬉しい限りでした。

 

この2つの話だけでは華がなく,新年にふさわしい写真はないかと思っていたら,私にとって嬉しいCDが発売されました(写真)。「greenfields/THE GIBB BROTHERS’ SONGBOOK VOL.1」私が大好きなビー・ジーズの長男であったバリー・ギブが,アメリカ音楽界を代表するアーティストとコラボしてビー・ジーズの作品を蘇らせたCDです。

 

 

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今年こそは良い年になりますように祈念しながら。  臨床福祉学科 長友道彦でした。