「2023年度 アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会」に参加しました!

2023年101315日の3日間、岡山コンベンションセンターにおいて「アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会」が開催されました。臨床福祉学科3年生の学生2名とともに学会に参加し、依存症に関する情報収集を行いました。当事者やそのご家族、医師をはじめ多職種の専門家が依存症の理解や支援について真剣に話し合う場面に参加し、専門職としての姿勢や福祉職の重要性を学ぶことができました。(臨床福祉学科 西田美香)

   初めて学会に参加して学んだことは、依存症の方々への支援の在り方です。当事者の方々、支援者の方々の双方の話をきくことができ、「依存症からの回復」について考えることができました。依存症の支援で最も大切なことは、孤立させないこと、包摂することであると学びました。特に印象に残ったことは、「依存症からの回復とは、コミュニティの再編である」という言葉でした。緊張もしましたが、楽しく参加することができました。(臨床福祉学科3年 大川由依乃)

 

私は、保育士の資格を取得するための勉強をしています。そのため、アルコール依存症の妊婦、自傷をする子どもへのアプローチの方法が印象に残っています。少しずつ害を減らし、継続的な支援につなげるためには、クライエントの今までの頑張りを認めること、クライエントに対し、クライエントの身体の中で起きていることや私たちがこれから共に前に進むためのパートナーであることを分かりやすく丁寧に説明することが大切だと学びました。(臨床福祉学科3年 峰松佐和子)