社会福祉士を目指す学生のソーシャルワーク実習
「社会福祉士」の資格取得をめざすスポーツ健康福祉学科2年生は今年2月初めから「ソーシャルワーク実習」を行っています!
*「社会福祉士」 と 「ソーシャルワーク」 には、どんな関係があるのでしょう?
言葉は聞いたことはあるけけれど、意味がわからない????? という方が多いのでは・・・・・
そこで今回は、スポーツ健康福祉学科でその受験資格を取得できる
「社会福祉士」 の仕事と職場について、簡単にご紹介します。
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「ソーシャルワーカー(social worker)」の国家資格を
「社会福祉士」「精神保健福祉士」といいます。
「ソーシャルワーカー」とは
ソーシャルワーク(social work)という援助技術や専門知識を身につけ、個人、集団(グループ)、地域の生活の質が維持され、高まるよう支援する「生活支援の専門家」です。
ソーシャルワーカーが支援する「生活」とは自宅、学校、職場、病院、施設、その他での人の日常生活、社会生活です。
人は日常生活、社会生活を送る中で、
病気にかかった、
事故に遭い大けがをした、
会社が倒産し仕事を失った等々、
自分一人では対処できない生活課題を抱えることがあります。
これらの生活課題を解決できるよう、社会福祉の視点で、ソーシャルワークという援助技術を使って人・集団・地域の生活をサポート(支援)する人を「ソーシャルワーカー」といいます。
社会福祉士とはソーシャルワーカーとして働く上で必要な援助技術や社会福祉に関する専門知識を学び、「社会福祉士国家試験」に合格し社会福祉士登録を終えた人を指します。
図1のように、日本で社会福祉士が働く職場は数多くあります。
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~2月にソーシャルワーク実習を終えた本学科2年Aさんに、実習の感想などを尋ねてみました~
Q:「Aさんが、本学科で社会福祉士資格取得をめざそうと思った理由は」
A:体育の教員免許と社会福祉士資格の両方を取得できるからです。地元は高齢者が多い町で、入学前から何とかしたいと思っていました。そこで、大学で社会福祉の勉強しておけば、教師になっても地域に必要な事を積極的に行うことができると考えました。
Q:「2月は、どんな施設で実習しましたか」
A:延岡市内の障害者支援施設です。 利用者さんの多くが、知的障がいを抱え生活していました。
Q:「この実習で一番勉強になったと思うことを教えてください」
A:施設の利用者さんが自信をもって生活できるよう支援するには、「利用者さんができることまで支援者(ソーシャルワーカー)が奪わない(支援しない)ことが大切だ」ということです。
「Aさん、ありがとうございました」
★九州保健福祉大学 の スポーツ健康福祉学科で
「社会福祉士」取得をめざし、一緒に勉強してみませんか?
スポ–ツ健康福祉科 黒須