鍼灸健康コース3年生 ある日の灸実技

暑い日があったかと思えば、大雨が降る

なんとも不安定な天候の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

私は、湿度が高くなると頭痛がします。

特に自宅で行うセルフお灸をさぼると、一層ひどい気がします。

 

本日はスポーツ健康福祉学科 鍼灸健康コース3年生の灸実技の風景です。

やけど痕の残りにくい温灸を使って実習を行いました。

 

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このような台座タイプの温灸や

 

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筒にモグサが入ったものを使いました。

これらのお灸は、直接皮膚に灸の燃焼部が触れませんので、

熱感が軟らかい、温和な灸で、痕が残りにくいのが特徴です。

痕が残りにくいと言っても、熱くなることもあります。

熱くなったら取り除きます。

それを我慢すると、やけどになってしまいます。

患者さんが自宅でお灸するには大変便利ですが、

やけどを起こす可能性があることを、我々は、きちんと患者さんに伝えなければなりません。

また、自分自身でもその熱感を知っておく必要があります。

当然、学生さんにも知っておいてほしいことです。

そこで、実技で温灸の体験をしました。

 

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自分の身体でツボを取って、温灸を行います。

 

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筒型と台座型のそれぞれを体験し、熱感の違いを体験します。

 

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彼は、膝の手術をしたので膝周囲のツボに温灸をして、

血流改善することで、少しでも早く良くなるようにとお灸をやっています。

 

これからも、学生には色々なお灸を体験してもらう予定です。

自分の好きなお灸が見つかるといいな、と思います。

 

スポ科 冨田

 

なお、トレーナーやはり師・きゅう師に興味がある人は

7月19日(日)と8月23日(日)にオープンキャンパスが開催されます。

宮崎県内では鍼灸師の国家試験取得を目指せる唯一の大学です。

はりやお灸に触れるブースも開いていますので、皆様のご来場をお待ちしております。

【九州保健福祉大学 オープンキャンパスwebページ】

https://www.phoenix.ac.jp/open_campus/index.html

『附属はり灸治療所実習』の新型コロナ感染対策

本学 鍼灸健康福祉コースの3年生と4年生は

学外の患者さんにご協力いただき、臨床実習を行っております。

毎週、月曜日と金曜日の午前中に地元延岡の人々が患者さんとして来院されます。

3年生は、見学や問診を中心に

4年生は、問診、徒手検査、東洋医学的診察法などを中心に

臨床実習を行っていました。

しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で

4月、5月は治療所を閉鎖、6月15日から再開したのですが

当面は新規患者さんはお断りさせていただいております。

また、患者さん、教員、学生の全員に感染対策を行っています。

手指消毒、マスクの着用、検温、換気以外にも

患者さんとの問診も必要最小限にとどめたり

学生さんの実習は見学を中心に進めたり

密を避けるため、2つの施術ブースを1つ分にして広く使ったりしています。

そして、

新たな取り組みの一つが『フェイスシールドの着用』です。

3年生の佐藤君にモデルをしてもらいました。

 

フェイスシールド1.jpg

 

顔を覆うようにフィルムが存在します。

 

フェイスシールド2.jpg

 

学生さんもたいへんとは思います。

 

フェイスシールド3.jpg

 

教員はこんな感じです。

感染者が減少傾向にあるとはいえ、万が一を想定する必要があると思います。

もしかしたら、

患者さんも施術者も守られるこのスタイルが、鍼灸治療の標準的なスタイルになるかもしれません。

教員も試行錯誤を繰り返していますし慣れも必要です。

しかし、こういった経験も将来役立つかもしれないと思い

大学の方針に従い、みんなで取り組んでいます。

 

スポーツ健康福祉学科 冨田

遠隔授業期間中の課題

こんにちは。

6月に入り、対面授業が開始となりました。

遠隔授業と違い、一人一人の様子がわかるので

やっぱり、やりやすいと感じています。

 

さて、遠隔授業が中心の期間に、課題を出された学生さんもおられるでしょう。

鍼灸健康福祉コースの4年生は2月末のはり師きゅう師国家試験に向けて、

国家試験対策の学習をスタートする予定でした。

しかし、大学に模擬試験で集まることも、対策講義を行うこともできなかったので

行う予定の資料を課題として配布しました。

主な内容は、国家試験の過去問題を解いて、間違えた問題の解説を学生自身で作成するというものです。

ある学生が、模擬試験の課題を提出したのですが

その頑張りがすごかったので、ここに記そうと思いました。

 

自粛期間 課題1.jpgのサムネール画像
模擬試験の表紙はこのような感じですが

ページを開いてみると・・・

自粛期間 課題2.jpg
わっっ!!付箋っ!!付箋っ!!!

自粛期間 課題3.jpg
ここもっ!!

私 「これ見にくくない?」
学生「ノートに貼り換えて、復習資料を作ります。」とのこと。

この学生さんは、アスレティックトレーナーとはり師きゅう師の同時取得を目指しています。
この頑張りはきっと、実を結ぶことでしょう。
よく頑張ったなあと感心しきりでした。

スポ科 冨田

遠隔講習会チャレンジ(アスレティックトレーニング部)

こんにちは。

アスレティックトレーニング部3年の田中瑞李です。

 

今日は聖心ウルスラ学園高校女子バスケットボール部の選手に遠隔で栄養の講習会をしました。

 

 

 

 

 

 

今までは大学生として遠隔で授業を受けるほうでしたが、今回は遠隔で講習会を実施するほうになるということで、かなり不安はありました。

 

 

 

 

 

 

遠隔だと相手の顔や反応がわかりづらい状況なので、かなり難しかったですが、なんとかできたと思います(>_<)

しっかり選手に伝わっていればいいのですが…

 

 

しかし、遠隔ではありましたが、久々に選手のみんなに会えたことはよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

再び学生トレーナーとして直接帯同できるようになるまでは、今回のような形で今できることを私なりに考えてチームをサポートできればと思います。

 

 

 

 

 

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