鍼灸健康コース3年生 ある日の灸実技
暑い日があったかと思えば、大雨が降る
なんとも不安定な天候の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私は、湿度が高くなると頭痛がします。
特に自宅で行うセルフお灸をさぼると、一層ひどい気がします。
本日はスポーツ健康福祉学科 鍼灸健康コース3年生の灸実技の風景です。
やけど痕の残りにくい温灸を使って実習を行いました。
このような台座タイプの温灸や
筒にモグサが入ったものを使いました。
これらのお灸は、直接皮膚に灸の燃焼部が触れませんので、
熱感が軟らかい、温和な灸で、痕が残りにくいのが特徴です。
痕が残りにくいと言っても、熱くなることもあります。
熱くなったら取り除きます。
それを我慢すると、やけどになってしまいます。
患者さんが自宅でお灸するには大変便利ですが、
やけどを起こす可能性があることを、我々は、きちんと患者さんに伝えなければなりません。
また、自分自身でもその熱感を知っておく必要があります。
当然、学生さんにも知っておいてほしいことです。
そこで、実技で温灸の体験をしました。
自分の身体でツボを取って、温灸を行います。
筒型と台座型のそれぞれを体験し、熱感の違いを体験します。
彼は、膝の手術をしたので膝周囲のツボに温灸をして、
血流改善することで、少しでも早く良くなるようにとお灸をやっています。
これからも、学生には色々なお灸を体験してもらう予定です。
自分の好きなお灸が見つかるといいな、と思います。
スポ科 冨田
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