『附属はり灸治療所実習』の新型コロナ感染対策
本学 鍼灸健康福祉コースの3年生と4年生は
学外の患者さんにご協力いただき、臨床実習を行っております。
毎週、月曜日と金曜日の午前中に地元延岡の人々が患者さんとして来院されます。
3年生は、見学や問診を中心に
4年生は、問診、徒手検査、東洋医学的診察法などを中心に
臨床実習を行っていました。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で
4月、5月は治療所を閉鎖、6月15日から再開したのですが
当面は新規患者さんはお断りさせていただいております。
また、患者さん、教員、学生の全員に感染対策を行っています。
手指消毒、マスクの着用、検温、換気以外にも
患者さんとの問診も必要最小限にとどめたり
学生さんの実習は見学を中心に進めたり
密を避けるため、2つの施術ブースを1つ分にして広く使ったりしています。
そして、
新たな取り組みの一つが『フェイスシールドの着用』です。
3年生の佐藤君にモデルをしてもらいました。
顔を覆うようにフィルムが存在します。
学生さんもたいへんとは思います。
教員はこんな感じです。
感染者が減少傾向にあるとはいえ、万が一を想定する必要があると思います。
もしかしたら、
患者さんも施術者も守られるこのスタイルが、鍼灸治療の標準的なスタイルになるかもしれません。
教員も試行錯誤を繰り返していますし慣れも必要です。
しかし、こういった経験も将来役立つかもしれないと思い
大学の方針に従い、みんなで取り組んでいます。
スポーツ健康福祉学科 冨田