鍼(はり)の練習

5月22日木曜日、外気温30℃(*_*;と異常な高気温となった延岡です。

 

本日は2年生の鍼実習の様子を見ていきます。

実習室が暑いので、熱中症予防として普段着用している実習衣は脱いでもOKでした。

普段は白衣を着用して実習を行っています。

 

本学では2年生から本格的な鍼灸の実習が始まります。

鍼の練習は、最初に物、次に自分の身体、最後に学生同士というようにステップアップしていきます。

今日は、鍼練習の基礎となります『片手送管』に取り組んでいました。

片手送管は抜いた鍼を再び鍼のガイドである鍼管と呼ばれるチューブに戻し、すぐに次の場所に刺鍼出来る準備をする手技のことです。

最近の鍼は使い捨てのディスポーザブル鍼が主流になっていますので、同じ鍼を抜いて別の場所にすることはあまりないはずです。

しかしながら、鍼を扱う非常に大切な手技であり、刺鍼に必要な手の動きを滑らかにする重要な訓練と考え、本学では実習に取り入れています。

 

一分間に何回片手送管ができるか学生同士でチェックしていました。

他の人から手元をじっと見られると、緊張する学生が多く、良い練習になったのではないでしょうか。

細い鍼をうっかり曲げてしまわないように、丁寧かつ滑らかに鍼を扱っていきます。

頑張れ鍼灸師の卵たち。夏休み前には実技試験があります。

練習に練習を重ね、合格するんだよー!

救急処置実習 in 延岡市消防本部

5月15日(木)は、救急処置実習を延岡市消防本部で実施しました。

はじめに、今年度入学の学生17名も延岡市消防団の特科分団に入団したことから、辞令交付式も行われ、中上晃希学生が代表で受領しました。

その後、消防の組織や活動業務などについて説明を受け、救急・救助・消防の活動に分かれて資器材取扱いなどを体験しました。

今日ははしご車に乗られるらしい・・・座学 早く終わらないかなぁ〜

 

 

さぁ 体験のはじまり・・・先ずは、安全管理が重要。縛帯付けて、ヘルメット装着・・・結構高そうだなぁ〜

な・なんと課長さん自ら、手伝ってくれました。

 

さて、はしごの上はどんな景色だろう・・・地上35mまで、いざ出発‼

おぉ やっぱり高いなぁ

 

 

全然余裕でしたよ‼ 楽しかったと清水さん・・

僕は無理です。

ヤバかったと稲留くん・・・

 

 

よし、放水訓練がんばろぉ

しっかり的を狙って・・・ 放水始め・・・

 

特にはしご車の登場体験と放水体験は、大学内ではできないことで、いい経験になりました。

救急救命コース 体力測定

救急救命士が活躍する現場では、高い身体能力が求められ、また、多くが希望する消防への採用には、体力試験も課されています。
そのため救急救命コースでは、専門的な実技スキルの修得と合わせて各期ごとに体力テストを実施しています。

 

2025年度も第2回目の実習時に1・2年生合同で実施しました。

1年生は、厳しい受験戦争を乗り越え???久しぶりの測定に
ぎこちない動きも見られました(^^ゞ

 

先輩達は、それぞれで体力向上にも努めており
準備等もテキパキ・・・さすがという感じ・・・

 

写真撮影も後輩を誘導して、2年目を迎えた救急救命コースです。

初めて人の身体にお灸をする【鍼灸:灸実技】

寒くなってきました。

11月ももう終わろうとしています。

 

さて、鍼灸コースでは2年生の後期から本格的に他人の身体にお灸をする実習が行われます。

これまで、練習してきたお灸の技術を活用し、人の身体にお灸をします。

本学では、手でモグサの形を整えてお灸をする直接灸や、熱感を感じたらお灸の火を消す知熱灸など、手を使ってお灸を作り熱刺激を提供できるよう実習で繰り返し取り組みます。

今回は足三里というツボに、直接灸を行いました。写真のように小さなお灸ですので、線香を使用して点火します。

当然、皮膚の上で燃やしますので熱いわけですが、いかにこの熱さをごまかしながらお灸ができるかが、今後の学生さんたちの課題です。

みんな、ゆっくりですが、着実に上達しています。

お灸の基本となる手もみのお灸を身に着けていってほしいと思います。

まだ、実習は始まったばかりです。

 

スポ科 冨田

卒業研究 追い込み

大学生は4年時に卒業論文を提出しなければなりません。

 

スポーツ健康福祉学科の4年生も11月中旬の卒論提出に向けて、追い込みの時期に来ています。

松田ゼミの4年生が演習室でPCに向かって黙々と作業をしていました。

 

11月の提出が終わると、今度は12月に卒論発表会があります。

また松田ゼミには、社会福祉士の国家試験受験を控えている学生や消防士の試験を受ける学生もいます。卒論が終わってもまだまだ頑張らないといけない状況です。

身体に気を付けて頑張って!

 

スポ科 冨田

救急救命コース 実習 in 須美江海水浴場 その2

今日は救急救命コースのファーストレスポンダー実習の続きを書きます。

 

前回の記事はこちら

https://www.phoenix.ac.jp/faculty/shw-blog/2024/07/16/%e6%95%91%e6%80%a5%e6%95%91%e5%91%bd%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%80%e5%ae%9f%e7%bf%92-in-%e9%a0%88%e7%be%8e%e6%b1%9f%e6%b5%b7%e6%b0%b4%e6%b5%b4%e5%a0%b4-%e3%81%9d%e3%81%ae1/

 

3日目

ベーシックの学科講義、その後はチーブレスキュー(溺者意識なし)、ボードレスキュー(溺者意識なし)を繰り返し実施しました。救助後は、砂浜で心肺蘇生を実施・・・

レスキューボードで救助に向かいます 

バディは浜で戻ってくるのを待っています

救助後の対応。意識なし→心肺蘇生の実技を学びます。

 

4日目

午前中は、天候悪化(急な雷発生)で、予定変更・・・学科試験を1日前倒しで実施しました。その後、実技トレーニングの前にLSと救急隊との連携デモンストレーションがありました。

霧の発生・・・雷で一旦訓練内容変更

準備運動はパターンを変えて・・・でも走る・走る

デモンストレーションも行われました。 

溺者を救助し、浜で心肺蘇生スタートするという設定です。

その後、現場に救急隊到着

協力しながら搬送します。

 

デモンストレーションでも大学の救急車が大活躍・・・LSも救急車出発まで付いて見送ります

 

救急隊員として協力してくださったのは、現役の救急救命士です。(1人は、救急救命士に変わりはありませんが、コース教員の西園です。)

 

 

その後、明日の実技検定に備えての救助スキル反復訓練。2日目以降・・・実技の後は、ラン・スイム・ランでしめます。(200mラン-200mスイム-200mラン)

実技検定の最終ランスイムラン8分以内が合格基準

 

毎日、昼間の訓練だけでなく、夜にも講義、訓練・・・盛りだくさんのスケジュールです。

宿泊最後の夜は、疲れが溜まり集中力も落ちてきたところで・・・インストラクターがちょっと息抜きのレクリエーションも実施しました。

息抜きだけでなく・・・連携&絆も深まるレクでした。

 

【最終日5日目】

全員学科検定までは合格・・・残すは実技検定のみ・・・

気合いを入れて・・・気持ちを一つに‼

 

5日間合宿の激アツ訓練で、心も体も一回り成長しました。

ユニホーム姿も凜々しく様になりました

講習 全日程プログラム終了の1枚とお世話になった民宿「紺碧」さんで修了式

全員3つの認定講習修了証をいただきました。

救急救命コース 実習 in 須美江海水浴場 その1

6月28日(金)〜72日(火)の5日間

「ファーストレスポンダー実習」を、日本の快水浴場100選にも認定されている延岡市の須美江海水浴場で実施しました。

内容は、JLA資格認定講習を取り入れて、1日目の午前中に学内実習室でJLA講習の開講式の後、JLA認定BLS実技訓練、午後から会場を須美江ビーチに移してJLA 認定ウォーターセーフティ(WS)の実技訓練でした。

下ろしたてのコンペキャップとラッシュガードで最初の1枚

少し緊張もありますが、この後の地獄のような訓練を知らず、余裕の表情も・・

 

【2日目】

2日目一発目は、BLSWSの学科検定試験(^^ゞ 

その後、サーフスイム技術確認とレスキュー資器材取扱いなどからベーシックサーフライフセーバースキルに進みます。

ウォーミングアップから走る・走る・・・・・

ダッシュダッシュ  ダッシュダッシュ ダッシュダッシュ

インストラクターの皆さんも一緒に・・・準備運動は大切です。

 

新品のレスキューチューブとレスキューボード

 

 訓練はバディを組んで・・・バディとは信頼の絆でつながっています。

 

続きは後日の更新で。

 

============【お知らせ】===============

2024オープンキャンパス7月21日に オープンキャンパスが行われます。

夏のオープンキャンパスの申し込み受付中です。

7月は大分市、宮崎市から無料送迎バスを運行します。

社会福祉士、保健体育教員、スポーツトレーナー、鍼灸師、救急救命士など

興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

★2024年7月21日(日)10:30~14:30

★2024年8月10日(土)10:30~14:30

【特設ページ↓↓↓】

https://www.phoenix.ac.jp/open_campus/

三角巾を使った実習 ストレッチャーの実習

九州南部は梅雨に入りました。

雨の多い季節となりましたが、皆さんいかがお過ごしですか?

 

さて、今回も救急救命コースの実習の様子をお伝えします。
今日は体育館で、
三角巾を使った外傷対応の実習でスキルチェックが行われました。
   

三角巾は、救急処置における包帯処置法として、止血に必要な「圧迫包帯」、創傷部の 「被覆包帯」、患部の「固定包帯」に使用されます。

やり方が身についているか、先生からチェックを受けます(真剣な表情・・・緊張感が伝わります)

次に、ストレッチャーの取り扱いを学びます。
傷病者を搬送するストレッチャーは平坦面では傷病者の足側を進行方向に向け曳行します。
実際にストレッチャーを動かして、立ち位置などを確認していきました。

   

先生から、説明を受け実践していきます。

ストレッチャーの曳行一つとっても様々な決まり事があることを知りました。

学生さんは実習を通して、救急救命士に必要なスキルを学んでいます。

 

スポ科 冨田

 

============【お知らせ】===============

2024オープンキャンパス(6月・7月・8月)の申込を開始しました。

夏のオープンキャンパスの申し込み受付を開始しました。

6月・7月は大分市、宮崎市から無料送迎バスを運行します。

社会福祉士、保健体育教員、スポーツトレーナー、鍼灸師、救急救命士など

興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

★2024年6月23日(日)10:30~14:30

★2024年7月21日(日)10:30~14:30

★2024年8月10日(土)10:30~14:30

 

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あとの残りにくいお灸を練習

「お灸」と聞くと、熱い、あとが残るなどイメージがあまりよくありません。

特にあとが残るような火傷が起こると患者さんに敬遠されてしまいます。

 

特に、熱い、あとが残るといわれる手でもんで作るお灸ですが、ひと手間加えることで火傷のリスクをぐっと下げることができます。

 

先日、灸の実技でその練習をしました。

手のツボを使って、頚のコリを取るという目的でお灸を行います。

「灸点紙」という灸の熱を和らげるシールを貼って、その上から灸を行います。

 

皮膚よりももぐさを置きにくいと感じた学生さんもいたようですが、皆さん上手にできていました。

また「和紙灸」というお灸も練習しました。

濡らした和紙(半紙)の上からお灸をするというものです。

実際に体験してみないと、わからないことがいっぱいあります。

また、お灸を受けてみて、どんな感覚を患者さんが受けるのかも知ってほしいと思います。

もっとたくさんお灸がありますので、学生さんには実習でどんどん経験していっていただきます。

患者さんからお灸のリクエストを受けた時に、どんなお灸でも対応できるように実習で身に着けていきましょう。

 

スポ科 冨田

 

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ソーシャルワーク実習報告会・面談会

みなさん、こんにちは。

「ソーシャルワーク実習報告会・面談会」が本年1月16日(火)に開催されました。
その一場面をご紹介します

 

本学、社会福祉学部学生さんは「社会福祉士」受験資格取得のために、「ソーシャルワーク実習」に取組みます。社会福祉士取得をめざす、スポーツ健康福祉学科の学生も同様です。
  

「ソーシャルワーク実習報告会」では、昨年夏に24日間の実習を終えた主に3年生が、対面又はオンラインを通じ実習指導者の方々に実習の学びや課題を報告しました。

   

続いて、同日午後には、今年の春休みに8日間の実習を行う学生(主に2年生)と、実習指導者さんとの「ソーシャルワーク実習・面談会」が開催されました。
まず、学生一人ひとりが前へ出て実習指導者さんに実習への意気込みを伝え、次に、個別面談形式で各自の実習課題を伝え、実習に必要な知識や準備物などを伺いました。
「緊張しながらも、熱心に指導者さんの話をうかがう学生さんの姿が印象的でした」

   

お忙しい中、実習報告会・面談会へご参加頂いた
実習指導者の方々に感謝申し上げます。
                           スポーツ健康福祉学科 黒須