本日の授業内容は「灸頭鍼(きゅうとうしん)」という特殊な施術方法の実技でした。
灸頭鍼とは「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」を合わせて使い、両方の効果が期待できる治療法です。

この治療法は冷え症やむくみ、腰痛、胃腸症状などに対してよく使われています。
特にこの季節、クーラーや冷たい飲み物の取りすぎなどで意外に体や内臓が冷えることが多いため、非常に効果的な治療方法だと思います。
学生たちは最初に教員による実施手順や注意点などの説明を受け、デモンストレーションで実際の施術方法を確認した後、実践していきます。
まず鍼を刺入します。

そして、もぐさを丸めて1円玉ほどの大きさに整えたものを、刺入した鍼の持ち手部分(鍼柄;しんぺい)にセットしていきます。

最初は手間取っている様子でしたが、一度コツをつかむとすぐに作れるようになりました。

みなさん上手にできていますね(^^)b

うまく設置できたら、線香でもぐさに点火していきます。


鍼自体は熱くなることはなく、燃焼させたもぐさから出る輻射熱で鍼の周りが温かくなります。
じんわりと温かさが広がり、とても気持ちいい刺激です。
体験した学生さんもその気持ちよさに思わず、うとうと・・・(;^_^A

一方、施術練習中の学生さんは真剣ですね!

燃え切った後のお灸の灰は、専用のスプーンを使って丁寧に取り除いていきます。

こんな感じで、学生さんたちは日々練習に励んでおります。

来週から定期試験も始まりますので、体調管理もしっかりしながら頑張っていきましょう!(*^0^)/ オー!
スポ科:中野
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8月21日(日)に3回目、最後のオープンキャンパスが予定されています。
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